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3月9日・10日の2日間に渡り、福島県会津若松市にある鶴ヶ城にて復興イベントが開催されました。
イベント名は「鶴ヶ城 プロジェクションマッピング -はるか-」。

プロジェクションマッピングとは、立体物の形状に合わせて映像を投影する映像技術で、空間と映像を融合した新しいエンターテイメントとして注目されています。昨年9月には東京駅の保存・復元工事完成を記念して開催された「TOKYO STATION VISION」が話題になりました。
イベントタイトルの「はるか」とは、森林総合研究所が開発し、福島県に贈られた新しい桜です。福島・東北を応援するシンボルとして、はるかかなたの未来にまで広がって欲しいという想いを込めて、大河ドラマ「八重の桜」の主役である綾瀬はるかさんにより命名されました。

私が訪れたのはイベント2日目の3月10日(日)。イベントは18:00開始で20分おきに全6回、5分間のショーが行なわれました。各回入場者は1000名までとされ、6000名しか観覧できません。私は13:00から会場で配布された整理券を、配布終了間際になんとかゲットできました。
この日の会津若松市は最高気温5℃、最低気温-2℃の雪のチラつく寒空。イベントが始まる頃には1km近い長蛇の列ができる盛況振り。かなり早い段階で待機人数が6000名を超え規制がかかったようです。
 
上の写真は日中と夜の鶴ヶ城を写したものです。ショーが始まると悠々とそびえ立つ鶴ヶ城ががらりと表情を変え、美しい映像を写した城が夜空に輝きました。

イベント中の動画をご紹介させていただきます。興味のある方はご覧下さい。

震災からちょうど2年が経過し、様々な復興イベントが各地で開催されています。
被災された方もされなかった方も、この2年間様々な環境の変化、心境の変化があったことでしょう。震災の悲劇を忘れず、二度と同じ悲劇が起きないことを祈り、そして備え、未来に向けて前を向いて進んでいければと思います。

(記事:菊地)

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