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 そしていよいよ今回の旅行の1番の目玉ともいえるカンボジアの世界遺産アンコールワットの視察です。カンボジアは内戦があった国でポル・ポト派による大量虐殺もありましたが、現在は平穏を取り戻しており、これから発展する国と思われます。
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中に入るには顔写真入りのフリーパスが必要なのでチケット販売所で写真を撮って、即時パスを作ってもらいます。
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入口正面は西を向いていて日の出や日の入りも美しいとのこと。春と秋の彼岸にはちょうど正面に太陽が昇ってくるように設計されており、中に入ると回廊が有って、王様が戦争に向かう「偉大な王の歴史回廊」というレリーフや「天国と地獄」のレリーフ、不老不死の薬を作る為神々と阿修羅が大蛇を綱引きしている「乳海攪拌」というレリーフがありました。所々朽ちているところや、内戦の時の銃痕が歴史を感じさせます。当日は仏日で最上階の第三回廊に上ることが出来ない日でした。今後行くことがある人は注意しないといけません。
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 時間の都合上、半分しか見ることが出来ませんでしたが、壮大で厳かな雰囲気は実際に行ってみないと分かりません。一生に一度は目にしても良い場所だと感じました。また機会があったらゆっくり観光したいものです。
④職業学校
 その後、職業訓練学校に向かいました。ここは民芸品やシルク製品作成を学ぶ学校です。まずは製品よりもそれに使う道具を作り出すことから学ぶというレベルの高い教育を行っています。木や石製品の製作ではかなり細かい仕上げが施された物もありました。製作だけでなく販売も行っており、商品が売れるとその製作者である生徒にすぐ伝わるようになっていて、向上心に繋がるとのことでした。値段は日本よりは安いのですが、現地の物価ではかなり高額です。
 今回は2か国の旅行ということもあり、日程的にハードなものとなりました。それでも世界遺産を目の当たりにしたことやベトナムの霊園・工場を視察出来たことは大変勉強になったことと思います。次回は第5回目で節目の年です。お得意様から、来年も期待しているよと声を掛けてくださいましたことを励みにしつつ、次回の企画を進めていきたいと思います。
来年も皆様方のご参加を心よりお待ちしております!!

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