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皆さんは三浦弥平(みうら やへい)という人物をご存じでしょうか。
福島県民初のオリンピック選手となり、数々の功績を遺したマラソン選手です。上の写真はその功績を称え建てられた記念碑で、「スポーツこそは 吾人に何物よりも 強き力を与えるものである…」という三浦弥平本人の言葉が刻まれています。
弥平氏は1891年に伊達市梁川町の白根という地域の農家に生まれ、幼い頃は病弱で、体力づくりのためにマラソンを始めたそうです。高校の運動会の1,000m走で優勝したのをきっかけに陸上の道へ進み、ドイツ留学や数々の大会出場を経てオリンピック選手に選ばれたとされています。
それを思うと記念碑の言葉もより重みを帯び、何事も努力次第ではいかなる高みも目指すことができるのだと思わされます。

 さて、記念碑の傍らには1本のイチョウの木が植えられています。

「韋駄天イチョウ」と言われ、東京は世田谷マラソン観音の阿弥陀堂境内にある古木イチョウの実から育てられたものだそうです。阿弥陀堂には「韋駄天尊(神)」が祀られ、足の早い神であることからスポーツの守護神としても信仰されています。
「ご利益にあやかりたいけど東京より福島のほうが近いな・・・」という人は是非ここを訪れてはいかがでしょうか。そして毎年10月には三浦弥平杯ロードレース大会が開催されていますのでそちらも奮ってご参加ください。
今回は、当社社員の中に三浦弥平氏の親戚がいたのでこの記事を書かせていただきました。

購買設計課 設計チーム 菊地孝行

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