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設計の大橋です。唐突ですが我が家では三匹猫を飼っています。すべてキジトラですが親子ではなく、野良猫として家に居ついたり、動物病院から譲り受けたりした猫達です。三年前に猫を飼い始め、なぜか毎年一匹ずつ増え現在に至ります。
 さすがに三匹ともなると毎日の騒ぎが凄いです。朝は猫達の追いかけっこで目が覚め私の一日が始まります。平日は仕事をしているので日中何をしているかは謎ですが、障子の桟を登ったり、神棚に上がる罰当たりな猫がいたり、たまに外へ脱走したり。子供以上に騒がしい猫達ですが、子育てが一段落しつつある私にとって今や子供以上の癒しとなっています。また子供達にとって動物は身近に生と死を感じられるものと思っています。
 三年前のことになりますが、出先で目を開いたばかりの子猫二匹が道路脇に捨てられており保護したことがあります。子猫生存の境目は体重100グラム。90グラムにも満たない生まれたての子猫が母親から引き離されると生きる確率はほぼゼロになります。その当時子猫の体重は130グラム程と記憶しています。数時間おきのミルクの飲みは悪く瞬く間に体重が減り、そのうち体調を崩し死が頭をよぎりました。子供にも協力してもらい根気強くミルクを与えているうちに受け付けるようになり、増えたり減ったりする体重に一喜一憂していました。
今その猫は私の実家の両親が面倒をみています。残念ながら一匹は生後八か月の時に交通事故で亡くなり、子供と泣き明かしたこともありましたが、自分たちの手で小さな子猫の命を救えたことはとても誇りに思っています。
いつかは我が家のかわいい猫達も死ぬ時が来ます。宗教上の観点から動物は人間と同じお墓に入ることが許されませんでしたが、時代の流れとともに人間と動物が一緒のお墓に入れるペット霊園が造られたり、人間のお墓に動物も一緒に埋葬できるようになったと聞きます。そしてそうお考えの飼い主様に提案できるようなペット墓考案にも力を入れていきたいと思います。
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