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 7月に入り徐々に暑さも増していますが、まだ梅雨も明けずはっきりしない天気が続いております。
福島ではアジサイが見ごろになっており、伊達市梁川町の山舟生(やまふにゅう)では「くぼたあじさい祭り」が開催中です。今年で第11回目を迎えるこのお祭り、私は3年前から毎年来ています。
開催地では色とりどりの約2万本のアジサイが楽しめるだけではなく、夜になると上の写真のようにペットボトルの中に和ろうそくを立てる「ペットボタル」3,500本が灯され、幻想的で美しい景色を見ることができます。更に今年は新たにLED入りのペットボタル1,000本も加わりより一層見応えがありました。ちょうど七夕の時期ということもあり、その様はまるで地上の天の川と言ったところでしょうか。

アジサイと共演しているのは人工の光だけではありません。上の写真中央の緑の小さな光が分かりますでしょうか。そうです、正真正銘自然が生んだ発光体、ホタルです。山舟生地区は非常に自然豊かな土地で、開催地中央を流れる沢では天然のホタルも見ることができます。以前はもっと多くのホタルが見られたようですが、祭りも回を重ねるに連れ知名度が上がり観覧客も増えたためか、開催期間中に姿を現す数が減ったようです。近年ホタルを見れる地域も少なくなり、観覧客の中には大人子供を問わずホタルを見て歓声をあげている方が沢山いました。
あじさい祭りは7月6日から12日までの開催となっており、ろうそくの点灯は6日と12日の19:00~20:30に行われます。自然の大切さを改めて感じることができる素晴らしいお祭りです。是非一度ご覧ください。

                             購買設計課 設計チーム 菊地孝行

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