Blog

カンノ・トレーディング㈱ 岩手南部、宮城北部担当の島田です。今回、ブログの記事を書くとのことで、何を書いたらよいものやらと悩みましたが、趣味くらいしか頭に浮かびませんでしたので、少しばかりではありますが書かせていただきます。
 趣味といえばいろいろありますが、ここ最近は海釣りにはまっていまして、その中でもジギングというジャンルにはまっております。
 メタルジグというオモリ兼ルアーを糸の先端に結び付けて水深30~60mの範囲でジグを沈めたり引いたり(アクションをつけるといいます)すると魚が釣れるという釣りですが、釣れる魚種が鯖、ワラサ、ヒラメ、ホウボウ、アイナメ、食べられませんがトラフグ、うまくいけばブリ、マグロなど多種にわたり、ほとんどが高級魚という釣りです。
 さらに魚とのファイトが強烈で一度経験してしまうとほかの釣りでは満足できなくなってそれがはまってしまう一番の理由ではないかと感じています。
 これだけ聞けば、やってみようという人も多いかと思いますが越えなければならないハードルが意外と高く、
① 地獄の船酔い
② 正気を疑われるほどの早起き
③ 用意するタックルの価格、船代が意外に高く、小遣いのほとんどを費やす羽目になる(金銭的な余裕があれば気にならないかもしれませんが)
④ 釣りの中でもおそらく1、2を争うほど体力を消耗する
 といった難点があります。

順を追って説明しますと 
① 船酔いに関しては体験した方であれば二度と船に乗りたくないほどのトラウマになるほどの苦しみです。体調を整えればだいたい悲劇は回避できますが、人によってはどう頑張っても避けられないので何ともいえません。
② 早起きに関しては釣り座(船での座る位置のことです)を選択するのは早いもの勝ちとのルールがありますので出船直前に到着などあり得ません。当方は福島出発ですので塩釜港まで仙台の方々に負けずに早く着くには1:00の起床になります。冷静に考えてみると正気の沙汰とは思えません。
③ 金額に関しては船代金が1回10,000円ですのでボウズ(釣果0匹)にでもなればそれまでの苦労はなんだったのだろうと落胆すること請け合いです。ただ、タックル(リール、ロッド、ジグなど)は買いそろえる楽しみもありますから一概に金額がかかるからと言ってしまうのもなんだかなあと考えてしまいます。ですので最初のほうは経験者に道具を借りればいいと思います。
④ 体力を消耗する件ですが、ルアーに魚が惹きつけられるように動かすことをアクションをつけるといいますが(ルアーをしゃくり上げるともいう)これがキツイのです。ジギング船を形容する言葉に奴隷船という言葉があります。まさに奴隷船の奴隷が船をオールで漕ぐことを強制されるかのようにヒイヒイ言いながらしゃくっている釣り人の光景を目にすることができます。慣れるまでは翌日は確実に筋肉痛になることでしょう。

とはいえ、ほかの釣りではなかなか味わえない強烈なファイトを手軽に体験できるのはこの釣りならではですし、釣れた魚もほぼ高級魚とくればその夜の晩酌も楽しみになるというものです。
 シーズン的には今年はもう終わりに近づきましたが、ちょっと変わった釣りをしたい方がいれば体験してみるのもよろしいのではないでしょうか?
最後に写真はピンボケしていますが、私の所有するタックルと早朝の出船風景です。
SN3V0076
SN3V0072 SN3V0074

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

関連記事

  1. コメントはありません。

  1. トラックバックはありません。