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 今年も、第32回福島灯ろう流し花火大会が8月17日に福島県庁対岸の阿武隈川河畔で行われました。私の自宅から会場まで徒歩10分程度なので見に行ってまいりました。

 会場には数十人のご住職が祭壇の前にいて、ご焼香を待つ人で溢れていました。
「東日本大震災殉難者諸精霊位」と書かれた場所を中心に、約6000個の灯ろうが夕暮れの中、ろうそくに火が灯され幻想的な光を照らしていました。震災以来、『流灯会』は『万灯会』となったそうです。阿武隈川の放射線量が依然として高いため、灯ろうは流さず、川辺にお飾りして霊を弔うことになりました。

 数十人の福島仏教会のご住職による読経のなか、祭壇の前で市民の方がいろいろな気持ちでご焼香をされている姿を見ると、早く復興が進んでほしいと感じました。
最後に、約3000発の花火が30分の短い時間の中、次々と打ち上げられました。ふくしま花火大会に比べると規模は小さいですが近距離で見られるので迫力もあり、大変感動しました。
放射能の心配がなくなり、震災前のように阿武隈川に灯ろうが流れるのを願うばかりです。   
                                    設計チーム 鈴木

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