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 7月下旬、夏真っ盛りです。これから楽しい行事がたくさん始まりますね。
筆者は毎年、夏のお祭りや花火大会などのイベントがとても待ち遠しいのですが、福島県出身でありながらあの有名なお祭りに行ったことがありませんでした。
 相馬市原町区で行われる「相馬野馬追」は今年で53回目を迎えます。今年は8月26日から28日の3日間、開催されました。その中で私は27日の日曜日に行われた「お行列」と「甲冑競馬」を見てまいりました。

 まず最初は、450 騎の騎馬隊がご本陣を目指す「お行列」です。午前9時30分、号砲の花火が鳴ると騎馬隊が3キロ先の雲雀ヶ原祭場地へと進軍します。先祖伝来の甲冑に身を固めた450騎の騎馬武者が居並ぶ様は天下無比の圧巻でした。騎馬武者が身につけているものは文化財的一品が揃っており、「動く文化財」として有名です。

 ちなみに最年少参加者は2歳。暑さの中一切表情を変えずに進むその姿から武士の面影が見えます。

 そして正午、雲雀ヶ原祭場地に着いた騎馬武者たちは兜を脱ぎ、人馬一体となって走り出します。それが「甲冑競馬」です。風をまといながら疾走する勇壮な姿を見ることができ、まるで戦国時代にタイムスリップした様でした。
 このような伝統的なお祭りは来年も再来年もずっと続いてほしいですね。皆さまも是非一度は行ってみてはいかがでしょうか。

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