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設計の大橋です。各地で桜の便りが届き始めましたね。こんな時期は花粉症が大変つらいですが、春の陽気に誘われて名古屋、金沢の観光名所を巡ってきました。
まず名古屋では名古屋城を観光。天守閣を目指していると手前に本丸御殿が現れ、室内公開をしていたので入ってみることに。ここはかつての様子を忠実に再現しており、桧をはじめとする貴重な木材を用いて作られているとか。現代の最高の技術を集結させた本丸御殿は、なかなか見られない造りで目を見張るものがありました。
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そして本命の天守閣へ。皆さんご存知と思いますが、名古屋城は日本三名城のうちの一つで、日本初の国宝指定になった城だそうです。名古屋城の敷地にあった那古野城で織田信長が誕生、信長が清州城に移り廃城後、1610年那古野城跡地に徳川家康が名古屋城を築城したとされています。その後1945年の東海大空襲により焼失し、1959年に鉄筋コンクリートで再建されました。
天守閣の中に入るとすぐエレベータが目に留まりましたが、意気込んで最上階まで階段を上り始めると、普段の運動不足がたたり上りきるころにはフラフラに。けれど最上階から望む景色も武将たちが見ていたのかと思うと、歴史に疎い私でも感慨深いものがありました。下りは階ごとに違った展示物を鑑賞。当時の歴史を存分に味わうことができました。
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次に金沢のひがし茶屋街を散策。ここは当時上流の町人たちが集い、芸妓遊びなどの娯楽と社交の場となっていたそうです。現在は国の重要伝統的建造物群保存地区に選定され、赤く塗られた弁柄の風情ある街並みと、着物姿の観光客が多かったのが印象的でした。
こちらではお茶屋だった「旧中や」、国指定重要文化財の「志摩」を見学。この二つのお茶屋の土壁は弁柄を使用しており、優雅な赤が高級感を彷彿させます。一方「旧中や」の一室には鮮やかな群青の土壁があり、当時は金よりラピスラズリを使用した群青の土壁のほうが高価だったとか。残念ながら「旧中や」は撮影禁止の為、群青の土壁をお見せすることはできませんが、一見の価値ありなので興味のある方は足を運んでみてください。
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金沢といえば金箔ですよね。あるお店の奥には、一面金箔張りの金の蔵があります。外内部全て金で覆われていて高級感漂っていました。お土産にも金箔が使われているものが多く、お酒、コーヒー、金平糖にも使用されています。一番人気は一枚の金箔をふんだんに使ったソフトクリーム。残念ながら食べることはできませんでしたが、茶屋街を歩いているだけでリッチな雰囲気を味わえました。
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名古屋城やひがし茶屋街のように、文化を大事にし、沢山の人の手で守り続けているところが素晴らしいですね。文化といえば私たちが関わっているお墓。お墓参りも長く続く大事な文化です。この文化は守り後世に伝え続けなければいけないと強く感じました。そして私はこれから訪れる繁忙期を頑張って乗り切りたいと思います!

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