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初めまして。
今年度入社いたしました設計の三浦と申します。
若輩者ではございますが、精一杯仕事に取り組んで参りますのでよろしくお願い致します。

今回は、私ごとではありますが、現在行っているボランティア活動についてお話しさせていただきます。
実は、私は出身が福島ではなく北海道であります。震災のあった2011年に高校2年生であった私は「福島で何かできることはないか」と思い、福島大学を受験しました。福島に進学後は「福島大学災害ボランティアセンター」という学生団体に所属し、仮設住宅での足湯活動を中心に、瓦礫撤去から農作業、子供キャンプといった様々な活動に参加してきました。その中でも特に大切にしてきたものが音楽です。
大学での専攻がピアノであった私は仮設住宅等で演奏することが多く、そのたびに普段家の外へ出てこないような方が腰を上げて出てきてくださることに大きな意味合いを感じていました。そこでもっと多くの方が仮設住宅から外へ出て、一堂に集まれる場所をと思い「ぴこらいぶ」という音楽交流型事業を立ち上げました。このライブには、私が福島に掲げる復興への想いを仮設住宅からいらっしゃった方へ伝えること、別々の仮設住宅に暮らしている方々が同じ場所に集まることで久しぶりの会話が生まれることなどの狙いがあります。又今回は、昨年の9月から12月まで「いるだけ支援」という、学生が仮設住宅に実際に住んで、住民の孤立や孤独死を防ぐといった狙いのある復興庁の事業に参加し、そこで出会った住民の方とバンドを組んで出演するといったことも行いました。
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学生時代の思い出としてのボランティアでは何の意味もありません。県外から来た私が福島で就職し、仕事を通してお客様と出会い、休みの間も仮設住宅や復興公営住宅の住民の方々との交流を続けていくことで新たな繋がりを生みつづけていくことが出来るようにこれからも仕事とボランティア活動の両立を頑張っていこうと思います。
まだまだ仕事はこれからですが、どうぞよろしくお願い致します。
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