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 皆様こんにちは。設計チームの菊地です。
 9月も半ばとなり、朝晩すっかり涼しくなりましたね。
 カンノ・トレーディングでは1月の石まつりに向けて着々と準備を進めております。新デザインや新しい企画、来場者の方々に喜んでいただけるよう考えを巡らせておりますが、新しいものを創り出すというのは本当に難しいですね。

 そんな折、私がたまに表紙を開く1冊の本を紹介させていただきます。
 タイトルにもありますが、「アイデアの作り方」という本をご存じでしょうか。ジェームス・W・ヤングが著した本で、原著の初版は1940年。数十年間売れ続けている知的発想法のロングセラーです。
 アイデアの生産方法を公式化して発表したのが本書で、この本によればアイデア作成の基礎になるのが次の2つです。
 ①アイデアとは既存の要素の新しい組合せである
 ②既存の要素を新しい組合せに導く才能は、物事の関連性を見つける才能に依存する
 後者の才能は訓練で向上させることが可能で、ヤング氏はその方法として社会科学の書籍を読むことを勧めています。
 また、アイデアの実際の生産は次の5つの段階を経由して行われます。
 ①データ集め
 ②データの咀嚼
 ③データの組み合わせ
 ④ユーレカ(発見した!)の瞬間
 ⑤アイデアのチェック
 ここで出てくる④の発見の瞬間は、自分は何もしなくてもいいと書かれています。①~③をしっかりやっておけば、夜布団に入ったとき、お風呂につかっているとき、運転している最中などに閃くそうです。実際にそういう瞬間を味わったことがある方も少なからずいるでしょう。
 ただ、手順は分かっても実際に新しい閃きがあるか分からないのがアイデアというものです。
 1月の石まつりに向けて、多くの方に喜んでいただけるよう日々精進して参りますので、皆様何卒よろしくお願いいたします。

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